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葬儀費用の相場 葬儀費用の総額を考えるうえで知っておきたい知識について

見積り

葬儀は、多くの人にとってなじみのないものです。参列者として参加したことのある人であっても、喪主・喪家になったことはないという人も多くみられます。参列者が出すことになるお金は不祝儀や供物・供花程度ですが、喪主・喪家になった場合は葬儀にかかる費用全体をみる必要が出てきます。

ここでは、

・葬儀費用の相場

・葬儀費用の内訳

・葬儀費用を決める要素

について取り上げていきます。

葬儀費用の相場と平均額

葬儀費用の相場と平均額についてまずみていきましょう。

「このデータがどこまで正しいか」については議論はあるものの、葬儀費用の平均はだいたい200万円前後(宗教者の御礼含む)だといわれています。現在は葬儀が縮小傾向にあることを踏まえればこの「200万円」という数字は非常に大きいもののように思われますが、それほど非常識な金額とも言えないのが実情です。

弊社を初めとして、葬儀会社の打ち出すプランは「30万円~」「50万円~」という記載になります。

これを見ると、余計に「200万円という数字は高すぎるのではないか」「オプションによる追加で、サイトに載せている金額と乖離した費用を請求されるのではないか」と考える人もいるでしょう。
しかしこれはある意味では仕方のないことなのです。
その理由は、「葬儀費用の内訳」を見ていくことで分かります。

葬儀会社が提案する「葬儀費用」には、飲食代や宗教者へのお礼を含むことができない

まず、「葬儀会社の提示する葬儀費用と、実際にかかる葬儀費用の総額がどうしてここまで違うのか」について解説していきます。

葬儀費用の総額は、「その葬儀に必要な道具やその葬儀に関わる葬儀会社のスタッフの人件費+宗教者へのお礼(仏教の場合でいうお布施)+飲食費」です。
これも葬儀によって多少の違いがあるのですが、これの費用の内訳はだいたい、

・その葬儀に必要な道具や、その葬儀に関わる葬儀会社のスタッフの人件費50パーセント

・宗教者へのお礼25パーセント

・飲食費25パーセント

となります。

つまり、その葬儀に必要な道具や、その葬儀に関わる葬儀会社のスタッフの人件費が50万円だとするならば、そこに宗教者へのお礼として25万円が追加され、さらに飲食費として25万円が追加されることになるのです。その結果として、葬儀全体にかかる費用の総額は100万円となります。ここでは話をわかりやすくするためにキリの良い数字で紹介していますが、実際にはそれぞれの葬儀で多少の増減はあります。

ここに、「葬儀会社の提示する葬儀費用と、実際にかかる葬儀費用の総額がどうしてここまで違うのか」の理由があります。

弊社を含めてほかのほぼすべての葬儀会社で提示できる葬儀費用は、「その葬儀に必要な道具やその葬儀に関わる葬儀会社のスタッフの人件費まで」です。そのため、提示できる金額は、葬儀全体にかかる総額の半分程度となるのです。

これにはきちんとした理由があります。基本的には葬儀会社では、「葬儀会社自体が料理を作り、それを提供するスタイル」をとっている会社は少ないです。葬儀会社から仕出し屋などに頼み(お客様の方で希望される料理屋がある場合はご相談ください)、そこが料理を出すことになります。葬儀会社によって請求方法は多少異なりますが、「費用の請求先」が違うのです。このため葬儀会社の方では、飲食費を計上することが基本的にはできません。
また飲食費用に関しては、各ご家庭で希望するプランが違ったり必要とする量が違ったりすることも原因のひとつといえます。
このようなことから「飲食費用」は、葬儀会社の提示する葬儀費用には含まれないのです(ただし、「葬儀会社が落とし、葬儀会社のスタッフが行うコーヒーサービス」などのようなものは葬儀費用に含める葬儀会社もあります)。

宗教者へのお礼の場合は、もっとわかりやすいでしょう。
現在でこそ「僧侶派遣業」などがありますが、基本的には宗教者へのお礼は「お心で」といわれるものです。宗教者へのお礼にも相場はあるものの、明確な金額が定められているわけではありません。また、どの宗教(宗派か)によってお渡しすることになるお礼の額も異なってきます。
加えて、宗教者へのお礼は葬儀会社のスタッフを通さずにやりとりをしていただくことになります。喪主・喪家様が宗教者に対して直接お渡しするものであるため、葬儀会社はここに関与できないのです。ただ、「宗教者へのお礼の相場がわからない」「いくらくらい包んだらいいかわからない」ということであれば、東海典礼のスタッフにご相談ください。

葬儀費用を決めるもの

最後に、葬儀費用を決める要素についてみていきます。

1.葬儀の規模

2.葬儀の日数

3.葬儀の内容

それぞれ解説していきます。

1.葬儀の規模

葬儀の規模が大きければ大きいほど、葬儀費用は高くなります。それだけ広いスペースも必要となりますし、対応にあたるスタッフの数も多くなるからです。
このため、家族葬よりも一般葬の方が費用は高くなる傾向にあります。

2.葬儀の日数

葬儀にかかる日数が長ければ長いほど、葬儀費用も上がっていきます。一般的な葬儀の場合は、通夜+葬式・告別式+火葬で構成されます。しかし一日葬ならば通夜が省かれ、直葬(火葬式)の場合は通夜も行われません。そのため、一日葬は2日間にわたる葬儀よりも安く、直葬(火葬式)は一日葬よりも費用が抑えられます。
また、通夜までに時間があくことで、安置室の使用料やドライアイスの追加分が加算されることもあります。

3.葬儀の内容

葬儀の内容によっても金額は変動します。たとえば宗教者を多く呼べばそれだけ宗教者へのお礼が増えますし、精進落としのときに良いプランを選べばそれだけ加算されます。またご家族・ご親族の名前で供物・供花を出す場合は、その費用も加算されます。
「葬儀の会場は小さくても、葬儀の祭壇にこだわりたい。個性的な祭壇を作るなどしたい」ということであれば、また葬儀費用が変動します。

 

葬儀は、「大きければ大きいほど良い」「豪華であれば豪華であるほど良い」というものではありません。葬儀費用の適正価格を知り、ご家族様・故人様・ご参列者様にとってより良い葬儀を作っていくことが何よりも重要なのです。